補聴器のアフターケア│補聴器と「聞こえ」のサイト

補聴器のアフターケア

大切な人の声がいつまでも聴こえるように。
補聴器のアフターケアは、とっても大切です。

補聴器を長く使い続けるためには日々のメンテナンスが非常に重要です。
装着中は常に人の身体から出る汗、皮脂が付着します。他の医療機器や家電製品に比べ、おそらく補聴器が一番長時間肌に触れて使用する精密機器になります。それだけ故障が発生しやすい状況が補聴器には存在します。

アフターケアの重要性

耳かけ型では汗に注意: 頭部付近の汗が髪の毛を伝い補聴器を濡らします。長時間汗をかく時は休憩などの際に補聴器を乾いた布やティッシュで拭いてください。

耳あな型では耳あかに注意: 補聴器を耳の穴に沿って挿入することになりますので、耳あかや皮脂が付着しやすく、音の出口部分に詰まってしまうと、音が出なくなり故障の原因にもなります。補聴器を外した後、ブラッシングし掃除することも重要ですが、補聴器の装着直前に耳の穴の入り口付近の皮脂をティッシュなどで拭き取る事が最も効果的です。

メンテンナンスについて

まずは、日常的には就寝前に補聴器についている汚れをブラシや乾いた布で拭き取ってください。就寝中は補聴器本体を乾燥ケースなどの乾燥機能の付いた入れ物に保管してください。
※電池は補聴器から取り外して、乾燥ケース内には入れないでください。

「補聴器のメンテナンスと聞くと、難しそう…」と思われるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。誰にでもできる日常的なメンテナンスで、長く使い続けることができるのです。

次に重要なことは「定期点検」です。トーシン・補聴器センターでは3ヵ月程度に1回の点検予約をお勧めしております。補聴器が汗や皮脂で汚れていないか確認しお掃除をいたします。補聴器特性試験装置で測定し、ご購入当初の性能に劣化が無いかを確認いたします。
最低でも1年に1回は聴力測定をさせていただき補聴器の調整を見直し、必要に応じて調整変更をいたします。
消耗品交換や保証期間外の修理が無い限り、いつまでも原則無料です。
ご面倒でも3ヵ月に一度の点検ご来店予約をお勧めします。