トップメッセージ
東神実業は1950年創業、「聞こえのコンサルタント」として難聴や失聴などのハンディキャップにお悩みの方々に70年以上にわたって寄り添ってまいりました。
それは、聞こえでお困りの方々が、生活の質を改善し快適に暮らせるよう、また障害を持つ子どもたちが学習と生活の困難を克服し自立を図る支援となるよう、良質な補聴器と教育設備機器の提供に務めてきた歴史です。このような東神実業の未来を担う人達へ望むことはスローガンである「親切を持って、あくなき挑戦」の体現です。
すなわち、相手の話したいことに対して深く丁寧に耳を傾け、相手の気持ちに共感し、絶えず自分に何ができるのか、何かしてあげられないかと考える人。そんな人達がきちんと仕事をすれば会社は必ず発展するはずです。
これからもより一層のネットワークの拡充と補聴器の啓発活動に注力しお客さま、取引先、社員などすべてのステークホルダーに喜んでもらえるような会社を目指し続けます。ぜひともあなたの力をお貸しください。
代表取締役社長 岩名幸信
「きこえる!」が日本にはたりない!
「きこえる!」という日常をたくさんの人々にお届けし、補聴器の満足度を高めていきます。
結論から言います。残念ながら欧米先進国に比較すると日本は補聴器普及の後進国だと認めざるを得ません。英国の三分の一、日本と同じ医療保険の適用外である米国と比べても二分の一以下です。視力の低下と比べれば聴力の低下が及ぼす影響は幾分ましであるため我慢してしまう、あるいは単純に補聴器を装着することへの「ためらい」がある、思っているより価格が高い、など理由は様々ですが、補聴器そのものへの理解・啓発が足りないようです。また、満足度も各国と比較して非常に低いのも問題。ただし、トーシンのような補聴器専門店で質の高いフィッティングを受けて購入した場合の満足度は大きく上昇します(60%※Anovum 2018-Japan Trak2018)。
まだまだ至らないのだなと反省する一方で、同時にに大きなチャンスが埋もれていることもわかります。普及率が低いとは、すなわち未開拓の大きな市場があるということ。また一方で補聴器専門店は評価を得ている、となれば、補聴器専門店ががんばれば、市場は大いに盛り上がるはずです。だからトーシンはもっともっとがんばって「聞こえる!」という喜びをよりたくさんの人々に届けていきます。まさにこれからがトーシンの時代なのです。